◆１１話◆ カラーとパーマ②

～医者と美容師～

ある国では、美容師は医者と同じ位の立場にあるという。

日本ではどうなのか？

答えは・・・

美容師＜医者である。

そもそも美容師免許というものは、髪を専門的にみる免許でもある！

従って、医者よりも髪の事を知っていないといけない！

医者はいちいち髪の事など勉強しない！病気やけがの専門だから・・・！



困った事がおきた！

私は経皮毒の怖さを知っているので・・・妊娠中・産後（母乳が終わるまで）・子供

のカラーとパーマは断っているのだが・・・

ある妊婦さんが・・・「私の担当医がカラーしても良いって言ってたよ！」と

言ってきた！　

髪専門の私より、医者の言う事を聞いているのだ！

たしかに医者は人命に係わる仕事をして、凄いとは思う！

でも・・・カラー剤やパーマ剤に何が入っているか？までは、知らない！

知っていて、すすめるなら・・・医者失格である。


日本の美容師はカット技術は世界トップクラスだと思っている。。。


しかし、美容師免許を持っているのに・・・薬剤知識がなさすぎる！


表面的な美しさを追求しすぎて・・・大事なお客さんの内面（カラダの中）

を醜くしていっているのだ！

　
それが浸透してこの様な現象が起きたのでは？と思っている。。。


妊婦さんが読む有名雑誌を読んだ時にビックリした事がある。

『安定期に入ったので、今のうちにカラーやパーマをしておきましょう！』

『カラーやパーマ位なら大丈夫ですよ。』

と書かれてあった。

しかも産婦人科などでは有名な医者が軽く答えているのだ！

ほとんどの妊婦さんが読むであろう雑誌にそんな事が載ってあれば・・・

私の発言は何の意味も持たない。


本当の美と美容師免許の持つ意味は・・・

カラダの表面と内面をキレイにする事だと思う。

それが浸透した時、医者と美容師は同じ立場で

見てくれると思う。。。


これは・・・あくまで・・・私の・・・ひとり言。。。